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自動車ローンの遅延損害金がやばい!?年率○○%の危険な落とし穴に要注意!

自動車ローンの遅延損害金がやばい!?年率○○%の危険な落とし穴に要注意!
自動車ローンの返済日に口座残高不足になっていたらしく、ローン会社から振替ができていないと連絡がありました。この場合、遅延損害金は発生するのでしょうか?

一般的に、自動車ローンの返済期日を過ぎると、延滞日数に応じて遅延損害金が発生します。

遅延損害金の金利は最大20.0%、さらに延滞中の月々の返済額ではなくローン残高(元本)に対して発生するため高額になりやすい傾向があります。

もし現状で返済を続けるのが困難な場合は、銀行もしくはローン会社に連絡して返済計画の見直しを相談することをおすすめします。

自動車ローンの遅延損害金とは?

毎月の自動車ローンの返済が遅れると、延滞日数に応じて罰則金が追加請求されます。これが遅延損害金です。

遅延損害金の金利は、各銀行もしくはローン会社によって異なります。通常金利に比べて高い金利が設定されていることにご注意くさださい。

業者ごとの遅延損害金の金利

以下の表に、人気の高い10社の自動車ローンの通常金利と遅延損害金をめとめました。

会社名 通常金利(年率) 遅延損害金(年率)
横浜銀行マイカーローン 0.90%~2.40% 14.0%
損保ジャパンネットマイカーローン 1.40%~3.95% 14.0%
三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン 1.50%~2.45% 14.6%
関西みらいマイカーローン 0.90%~3.80% 14.0%
ちばぎんマイカーローン 0.85%~2.750% 14.0%
常陽銀行マイカーローン 0.95%~2.35% 14.0%
りそなマイカーローン 1.90%~4.475% 14.0%
群馬銀行マイカーローン 1.80%~3.30% 14.0%
しずぎんマイカーローン 1.20%~5.30% 15.0%
りそなマイカーローン 1.90%~4.475% 14.0%

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遅延損害金はいつ請求される?

遅延損害金は延滞日数によって金額が決まるため、延滞額の支払いが完了した後、2~3ヵ月後に月々の返済額に上乗せされるケースが一般的です。

ただし、遅延損害金の請求に関しては各銀行もしくはローン会社の規定によって異なるため、契約書を確認しておいた方が良いでしょう。
※契約書の支払い条件の項目に記載されているはずです。

自動車ローンの遅延損害金をシミュレーション

遅延損害金金利を14.0%(年率)と仮定して、各ローン残高および延滞日数に応じて追加請求される遅延損害金を、シミュレーションした結果を以下の表にまとめています。

延滞日数 自動車ローン残高(元本)
100万円 150万円 200万円 250万円 300万円
10日 3,836円 5,753円 7,671円 9,589円 11,507円
15日 5,753円 8,630円 11,507円 14,384円 17,260円
20日 7,671円 11,507円 15,342円 19,178円 23,014円
25日 9,589円 14,384円 19,178円 23,973円 28,767円
30日 11,507円 17,260円 23,014円 28,767円 34,521円
35日 13,425円 20,137円 26,849円 33,562円 40,274円
40日 15,342円 23,014円 30,685円 38,356円 46,027円
45日 17,260円 25,890円 34,521円 43,151円 51,781円
50日 19,178円 28,767円 38,356円 47,945円 57,534円
55日 21,096円 31,644円 42,192円 52,740円 63,288円
60日 23,014円 34,521円 46,027円 57,534円 69,041円

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遅延損害金の計算方法

  • 自動車ローン残高×14.0%÷365日×延滞日数

例えば、自動車ローン残高が200万円、延滞日数30日の場合に発生する遅延損害金は以下のように計算されます。

200万円×14.0%÷365日×30日
=23,014円

上記の通り、遅延損害金は毎月の返済額(延滞額)ではなく、自動車ローン残高にかけられます。そのため、車購入費が高額になるほど遅延損害金も高額になるのでご注意ください。

自動車ローンの滞納ペナルティは遅延侵害金だけじゃない?

自動車ローンの滞納は、銀行もしくはローン会社との契約違反です。

もし毎月の返済が遅れた場合、遅延損害金以外にもさまざまなペナルティが発生します。

自動車ローンの滞納ペナルティ

  • 信用情報にキズが付く
  • ブラックリストに登録される
  • 財産差押えが強制執行される

最終的には購入した車が没収されることになります。

とはいえ、数日程度の滞納なら問題ないでしょう。ただし、滞納期間が2ヵ月以上続いた場合は要注意。

詳しくは、自動車ローンを滞納したらどうなる?車が引き上げられるのはいつ?のページをご参照ください。

まとめ:自動車ローンは元本が大きいので遅延損害金は高額になりやすい!

毎月の自動車ローン返済日に口座残高不足で口座振替ができなかった場合、延滞日数に応じて遅延損害金が発生します。

遅延損害金の利率は銀行もしくはローン会社によって異なりますが、最大20.0%(年率)が自動車ローン残高(元本)に掛けられるため、高額になる傾向があります。

もし、現在の返済額での支払いを継続するのが困難な状況にある場合、銀行もしくはローン会社に連絡して、返済計画の見直しを相談することをおすすめします。

または、現在の車を売却して中古車に乗り換える、もしくはカーリースを利用することで車の維持コストを大幅に抑えることが可能です。

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